ツバメ一家の日々

ツバメさんのご報告です。
とっても長いです。
ツバメの巣の様相が苦手な方は申し訳ありません、今回はご覧になれないと思います。


さてさて、

あるお店の軒先(っていう言い方はしないのかな)、
換気口という、適所に見えない場所につくられた巣。

成鳥が巣に戻ってきていたのを知ったのは6月16日でした。
それからは1日おきぐらいに行ってみて、たいてい成長が1羽でおりました。
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7月7日、やはり成長が1羽。
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そして翌日の7月8日、ヒナが姿を見せてくれたのです。
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巣から顔を出すのは孵化して数日経ってからだそうですから、
7日はヒナも一緒だったのですね。

  NAVERまとめの「ツバメのひなの成長ものさし」というサイトに詳しく載っていて、いろいろ教えていただきました。ありがとうございました。


7月9日
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必死に親鳥を待つ姿に、ふと不安がよぎりました。
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外は危険がいっぱいですから、親鳥に何かあったらどうしよう。
親鳥がゴハンを集められなかったらどうしよう。


親鳥が無事にゴハンを運べて、ヒナが大きくなって、巣立ちの日を迎える。
それがどんなに奇跡的なことか。

不安になってしまうと、様子を見に行きたいけれど怖い。


で、次は7月11日。
この時は親鳥が隣にいました。
ゴハンをとってくる当番じゃない方の親でしょうか?
すぐ下を人が通るので、いたずらされないか、見守っているのでしょうか。
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でも、前回は目にしなかった光景。
  まあ、毎日終日観察していたわけではありませんから、こんなこともあったのかも。


7月14日
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なんとなくフワフワしてきたような。

思いっきり身体を伸ばせるコもでてきました。
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気になるので、仕事帰りに毎日寄ってみることに。


7月15日
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最初は4羽確認できたのに、いつのまにか3羽になっています。
毎日見ているという方がこのお店の人に聞かれた話では、1羽落ちたそうです。
でも、そのコがだめになったとは言われなかったそうで、
その方は1度3羽になった後でまた4羽になったのを確認されたそうです。
きっとお店の人が巣に戻してくださったのだろう、と。
なのにまた3羽になっていたそうな。
謎ですが、悲しい話になりそうなので、追究も想像もしません。


7月16日
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向かって右端のコが小さく見えます。


7月17日
また隣で親鳥が見守っています。
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羽を広げる練習(?)を見せてくれました。
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7月18日
ずいぶん立派になられた印象。
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7月19日
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もう飛べそうな感じまでしてきますが、
まだフワフワ感が。
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7月20日
また親鳥が一緒にいます。
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また羽を広げてくれて。  見事です。
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2羽しかいないのかと思ったら、いました、いました。
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7月21日
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夕方また行ってみると、親鳥はお出かけ中。
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やはり、1羽が少し小さいような。
「同時に巣立たなくてもいいよね、無理しないで自分のペースで巣立ってね」と言って帰ってきました。


7月22日
お昼前に行ってみたら、1羽だけ。
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小さいコが残ってるのかあ。
なんだか元気がないように見えて、とても心配。

すると、どこか近くからツバメの鳴き声が。
見回してみたら、すぐそばにいました、2羽。
人通りの方向にちょっと目隠しができている看板のような物の裏に。
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巣との位置関係、わかりますか?
2羽の向こう、壁の換気口のような2つのうち奥の方に巣がつくられています。

元気がない様子だったのが心配。
兄弟だか姉妹だかが先に巣を出てしまって、
近くで呼んでくれても自分は出ていく勇気が出ず、
落ち込んでいるんじゃないだろうか。
諦めちゃったりしていないだろうか。



心配なので、夕方また行ってみると、
1羽巣に戻っていて、2羽いました。
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兄弟だか姉妹だか、ちゃんとそばにいてくれているのですね。
1度巣を出た2羽が交代でそばにいるのかも。
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見ている間に親鳥がきて、一瞬のゴハンタイム。
親もちゃんとお世話してくれているのがわかり、ひと安心。

もしかしたら、巣立ちできないコではないのかも。
みんな巣立ちは済んていて、それでも巣を使っているだけ、なのかも。


ツバメは巣立ちの後もしばらく家族が一緒にいて、
親鳥が飛びながらヒナにゴハンをあげたり、
ゴハンを採る練習や飛ぶ練習をするそうです。

ねぐらをどこにするかは家族によって異なるらしいので、
この一家はまだこの巣を手放していないのかもしれません。

親鳥が見守る姿が見られていた日々、
ヒナの成長をよおく見て、大きくなってきたら巣立ちの打ち合わせもしていたのかも。


何度も何度も見に行っているうちに、
何人かの方々をお話しをしました。
ご近所なので毎日何度も様子を見てノートをつけていらっしゃる方もいらして、
ツバメさん、愛されています。
  あまり見られては迷惑だったかもしれませんね。ごめんなさい、だったかな。

ツバメはヒトがいる所で巣作りするそうです。
それは、ヒトがいると彼らの敵が気にくいので安全だから。

ツバメが巣をつくると縁起がいいと言われて、ヒトは喜んだと聞きます。
以前はあちこちで見かけましたよね。
昨今はツバメも少なくなってきて、こんなに近くで巣が見られることは珍しいような。

糞をいやがってヒトが壊してしまうこともあるようですから、
ここのお店の方々が見守ってくださってありがたいです。


ツバメにかぎらず、鳥も犬も猫も、ほかの動物たちも、その時その時にいっしょうけんめいですね。
過去の後悔や未来の不安に囚われたりしないのかな。 いいなあ。
いえいえ、羨ましがるのもおこがましい。

彼らは日々危険がいっぱいな中で賢明に生きている、素晴らしい存在なのですから。



明日の帰りに寄ったら、もう誰もいないかなあ。
しばらくはあの巣をねぐらか休憩所にしてくれたら会えるのですが。

明日の帰りにも、また行ってみます。

この記事へのコメント

myamya
2018年07月23日 21:25
今日(7月23日)の帰り、寄ってみました。
巣はすでに空っぽ。
糞を受けるために下に敷いてあったビニールも撤去されて、妙にさっぱりとした光景に。
昨日までヒナたちがいたのになあ。

でも、
19時近いのにまだ暗くなっていなかったからか、頭上でツバメたちが飛び交っていたのです。
空を謳歌するかのように鳴き交わしながら。

じきに遠くに行ってしまうと思うと寂しいですが、元気に飛ぶ優雅な姿が見られて、楽しそうな声が聴けて、今日も行ってよかったです。

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